東北660選手権は楽しさ・安全性・公正さ・低コストを目指します!
東北660選手権は楽しさ・安全性・公正さ・低コストを目指します!
1995~2000年は「JAFのライセンスが不要な敷居の低いレース」との理由で、いわゆる草レースが流行した時代です。ところが徐々にタイムや順位だけを重視する風潮が生まれ、参戦コストが高騰しブームが急激に衰えてしまいました。同じ失敗を繰り返さず、モータースポーツ本来の目的である“楽しむ”ことを重視して、レギュレーションはあえて簡潔に、分かりやすく書いている部分もあります。参加されるみなさんはイベントの主旨をよくご理解のうえ、レギュレーションを拡大解釈することなく、アットホームな雰囲気作りにもご協力ください。
モータースポーツにおいて、他のエントラントは自分のライバルである以上に、同じ趣味を持ち同じ時間と場所を共有する、大切な仲間でもあります。イベント当日の朝に顔を会わせたとき、ブリーフィングや車検で一緒になったとき、走り終わってクルマから降りたとき、とにかく積極的にコミュニケーションを取りましょう。仲間ができれば楽しさは倍増するし、トラブルが起きたときも助け合いやすくなるはず。エントラント全体が“仲間である“という意識を共有すれば、楽しさだけじゃなくマナーやルールを遵守しようとの思いも強くなります。
レースに対しては、「危ない」「怖い」といったイメージを持つ人もいるでしょう。確かに、レースに限らずモータースポーツはリスクを伴う遊びです。だからこそ安全性はコスト以上に優先させるべきであり、危険と判断された車両は出走をお断りするケースもあります。また安全性の徹底は、車両に限定した話ではありません。ドライバーにはすべてのカテゴリーで難燃性レーシングスーツなどの着用を強く推奨しており、走行中の危険行為に対してはペナルティを課すなど、常に安全意識の向上を図っています。
車両規定やレース内容についてのご意見・ご要望は、どんな小さなことでも構わないのでお聞かせください。そういった声が集まることによって、イベントが徐々に成熟していくのです。もちろん、すべての人が100%満足できるレギュレーションはあり得ません。基本理念である“楽しさ・安全性・公正さ・低コスト”から外れることなく、気軽かつ本気で取り組めむことができ、長く続けられるモータースポーツを私たちの手で作り上げましょう!